国家公務員試験には、T種(1種)、U種(2種)、V種(3種)とありますが、これらの違いは国家公務員試験の難易度の違いとなっています。それでは、国家公務員T種とは、一体どのような資格なのでしょう。国家公務員T種の採用試験は、所謂「キャリア」と呼ばれている各官庁幹部候補者の採用試験と言っても過言ではありません。それ故に、試験の難易度は非常に高く、日本を代表する難関試験とも言われています。このT種に合格すると、主に中央官庁や国の出先機関で仕事を行い、将来的には法律や諸制度の改正、事業予算の獲得、大臣の答弁資料作成等といった、国の重要な行政に携わることが出来るようになります。また、海外での研修があったり、出世のスピードが速かったりと、T種合格者は将来的に見ても優遇されており、出世コースを辿ることとなるでしょう。就職先は、試験に合格したから即採用というわけではなく、自分が希望する官庁の面接を受け、そこで合格して初めて採用が決定されます。この面接は、試験の成績順によって人事院が決定するので、単純にT種に合格すれば良いというだけではなく、希望する官庁に就職するためには試験での順位も重要となってきます。財務省や外務省といった人気のある省の場合には、試験にトップクラスで合格する必要があるでしょう。また、同じ点数の場合には、出身大学が東京大学や京都大学などといった難関大学の出身者の方が優遇されているのが実状のようです。